嵐電沿線フジバカマプロジェクト ~ 源氏物語にも登場するフジバカマが開花時期を迎えます

学校法人立命館と京福電気鉄道株式会社は、「協力・連携協定」(2020年3月13日締結)のもと、SDGs達成への取り組みとして、2021年に「嵐電沿線フジバカマプロジェクト」を立ち上げ、地域の皆様、立命館の教職員・学生、京福電気鉄道の社員が協働で、京都府の絶滅寸前種に指定されている「フジバカマ(キク科の多年生植物)」を増やす活動を行っています。
   
プロジェクト4年目となる本年、7月から嵐電の宇多野駅、龍安寺駅に地植え、有栖川駅、撮影所前駅、常盤駅、鳴滝駅、御室仁和寺駅、妙心寺駅、等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅にプランターを設置、フジバカマの長期間にわたる展示・育成に取り組みました。
 
まもなく開花時期を迎えるフジバカマをより多くの皆様にご覧いただきたく、10月20日(日)までの期間、以下の催しを行います。
 
【10月20日(日)まで実施の催し】
 
 🔳龍安寺商店街へのフジバカマの展示
  龍安寺駅下車すぐの龍安寺商店街にフジバカマを展示します。

開花が始まった龍安寺商店街のフジバカマ(10月初旬撮影)
 
 🔳嵐山駅ビル屋上テラスに「原種フジバカマ」の展示
  嵐山駅ビル3階では現在嵐電沿線の紫式部や源氏物語ゆかりの地を紹介しています。
  これにちなみ、屋上テラスで、源氏物語にも登場する秋の花「フジバカマ」の原種を展示します。
  ※観覧は無料ですが、屋上へのご入場には、嵐山駅ビルの指定店舗等でのお買い物・お食事ご利用のお客様にお渡ししている「屋上入場券」が必要です。なお荒天等により、屋上テラスへのご入場や展示を中止することがあります。

嵐山駅ビル屋上テラスのフジバカマ
 
 🔳「嵐山温泉『駅の足湯』」で「フジバカマ湯」、立命館大学短歌会の作品展示
  乾燥させたフジバカマの花・葉・茎を使った足湯です。平安時代には洗髪や香り袋にも使用されたフジバカマで、いつもと違った足湯を期間限定でお楽しみいただけます。
  また、立命館大学の短歌会による「源氏物語」、「藤袴」、「嵐山」、「嵐電」を題材とした短歌を展示します。
  (「嵐山温泉『駅の足湯』」(嵐電嵐山駅ホーム内))
  ※「駅の足湯」ご利用には、「足湯利用券」が必要です。(おひとり様250円・タオル付)